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横浜トリエンナーレの開催に合わせて 京急線「日ノ出町駅」から「黄金町駅」間の高架下周辺で行われたアート展 「黄金町バザール」に行ってきました 黄金町駅から隣の日ノ出町駅にかけて続く高架線の下 この500mほどのエリアは、つい最近まで、売春するスペースを提供する 小規模飲食店が多数密集していた、いわゆる、「ちょんの間」。昔で言うと「青線」。 終戦直後から、ずっと非合法で売春が行われていたエリアでした そんな街が、近隣住民の浄化活動と神奈川県警の一斉摘発によって 売春が一掃されたのが2004年 それに伴い人の往来が減り、無人となった店舗がそのまま放置され まるで、ゴーストタウンの様に変貌してしまいました 売春婦を追い出した空き店舗のうち、数十軒を横浜市が借り上げ、再利用に着手しているが たくさんの店舗が個人所有なので、そのまま放置されているという訳 そんな街の再生の為に、2008年からスタートしたのが『黄金町バザール』 アートによる街つくりです まだまだあの暗いイメージの抜けきらない街の、廃墟、高架下スペース 古民家を利用した新進アーティストや建築家達の作品は そんな中、活き活きと息づいていました STUDIO KOJI SEKIMOTO 窓辺に植物を置いたりして、ナチュラル派なイメージがありますが 中に入ると、何だか怪しげな2体のマネキンが白い世界に立っています 写真を撮る為のスタジオなのですが、狭いスペースをより広く見せる為 背景を、微妙なサイズに収縮して、より奥行きがある様に見せています Donna Ong 「Lost & Found」 かつての特殊飲食店の空間を利用した作品 店に置き去りにされていた椅子やぬいぐるみ、ほうき、本、鏡等が 紐にぶらさげられ、微妙なバランスを保ちながら宙に浮いています これらの「忘れ物」がこの場所の過去に対する想像を膨らませる一方で 象徴的な「もの」として存在し、過去と現在の不確定な関係を簡潔な方法でするどく表現しています 同じ会場にあった作品。アーティスト名は忘れてしまいましたが これも「忘れ物」と関連しています はしごを登って、天井に開いた穴に首を突っ込むと 天井裏に小さなオモチャたちが並んでいる。といった作品 もろ売春宿の姿が残っているこの場所を利用した作品 フタミフユミ+芝生の上でおこること実行委員会 入口を入った所にある狭いスペースにある小さな芝生 その上で何ができるか、をテーマにした作品 この日はパンがあり、それをお客様が買って芝生の上で食べるというもの 2階には、彼女の制作中の絵もありました その隣のスペースにあったのが 倉谷拓朴 Last Portrait Project 自分の遺影を撮ってくれる 展示されている写真はすべて生きている人達の遺影 実際にここで、1000円で撮って貰えるそうです 迷路のように入り組んだ階段が特徴の、展示スペースでした RAINBOW JAPAN 〜未来へ号バスがゆく!〜 車体に大きく「未来へ」と描かれ、各地で出会った人々がそのまわりに夢を書いている『未来へ号』で 車上生活をしながら全国各地を走り、「GO FORFUTURE」のメッセージを発信し続けています 黒板に福島行きと書いていありましたが、これは冗談でしょう to be coutinue・・・
by sayori0302
| 2011-11-06 16:20
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