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すき→りょこう・しゃしん・ねこ               ねこ→みんとてんし(ちゃとら)じんじゃー(しろちゃ)
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Mashiko Sanpo vol2 

11月1日
益子の旅1日目の続き

遅めの昼食を済まし、駅の方向に歩き始めます
ズラリと並んだ、陶器店のいくつかに入り、まずは目を肥やしを・・・

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_1017343.jpg

焼き物に全く知識の無い私ですが、お店の方が、焼き方の違いや色の出し方など
一つ一つ丁寧に教えて下さいました




その陶器店が並ぶ通りを越し、城内坂という大きな交差点の手前に
茅葺屋根の重厚な造りの建物があります
それが、江戸後期創業の紺屋(藍染工房)、「日下田紺屋」で
県の重文に指定されています

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_102242.jpg

門を入って建物に入ると、まずこの光景が目に入ります
藍染めの作業場で、72個の藍染め用の甕が整然と並んでいて
今も伝統的な藍染めの技法を守りぬいているそうです
藍の色が沁みこんだ甕を見ていると、その歴史の深さを思い知る事ができますね

甕の中には煙が出ている物もあり、寒い季節には、もみ殻などを炊いて
温めなければならないそうです

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_10402582.jpg

これだけの立派な茅葺から、ここが藍染め工房だとはちょっと想像がつきません

作業場から奥に入ると、染め物を乾す庭があります
更にその奥には、更に建物が

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_10502831.jpg

綿つむぎや型づけなどの細かい手作業をする場です
ちょうど製作をしていらっしゃったので、しばらく拝見していました

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_1115355.jpg

もみ殻を利用して、柄を造っているのだそうで
「可愛い浜千鳥ですね」と聞くと、「よくご存知ですね」と言われてしまいました
貢献者の方でしょうか、結構お若い方で、心の中で「ええ、貴方よりもずっと年上ですからね」と
囁いていました(笑)

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_11103482.jpg

昔ながらの伝統をこうやって守っていくお若い方がいるのは、とても喜ばしい事
いつまでもここが、活気ある場所である事を願います

藍染め製品の販売ももちろんされていましたが、さすがに高級品
貧乏旅行ゆえ、今回は断念

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日下田藍染め工房
栃木県芳賀郡益子町城内坂1
0285-72-3162
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

工房を出て、更に駅方向へ
この辺からお店が少なくなってきますが、新しく出来たお洒落な店が何軒かあります

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_11144615.jpg

その1つ、古道具を扱った可愛いお店「内町工場」
店番をしていらっしゃったのは、ご主人では無く、代理のちょっとご年配の女性
実は、通ってきたG+OOのお店にいつもはいらっしゃるとの事

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_1123589.jpg

ここではお店を拝見するよりも、殆どこの方とお喋りをしていました
最近益子で起こった事。お薦めのお店。焼き物の事。などなど

特に面白かったエピソード
最近、益子にやってきたイタリア人の話
彼は最初、北海道の牧場で住み込みで働いていたが、そこを離れる時に
お礼にと馬を1頭貰ったそうです
その馬と共に、日本を縦断しようと、北海道から本州に渡った頃
その馬のお腹がどんどん大きくなり、妊娠している事が判ったそうです
仕方が無く、宮城県でその馬を託し、結局一人で益子にやって来たそうです
益子が気に入り、暫くはそこに居るとの事

そんなほんわかした話が聞けるのも、ここ益子ならではの事なのでしょう
この土地の人は、みな明るくて、親切で、気さくで、一緒に居ると本当に心が和みました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内町工場
栃木県芳賀郡益子町益子897
0285-81-7840
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてお店のレジ前にあった、この猫のオブジェ
この後不思議な御縁に出会う予兆であったのですが
この時は何気に写真に収めていました

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_1214264.jpg

たくさんの情報を仕入れて、その店と別れを告げました

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_13185137.jpg

再び歩いて行くとちょっと面白いものが

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_13115754.jpg

更に

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なんだこりゃ!と思ったら、ここは反対側にある本屋さんの駐車場
添谷書店という本屋は、陶器の専門書を多く取り扱い
それ以外でも、美術書などが豊富にありました

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_13203938.jpg

こんな風に、ソファーがあってゆっくり本を読む事ができたり
ギャラリーがあったりと、ホッと落ち着く場所でした
もちろん、普通の書籍や雑誌、文房具もあり
店の奥には子供が楽しめる、絵本コーナーもあります

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添谷書店
栃木県芳賀郡益子町益子1688
0285-72-2044
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、今益子で一番人気だというカフェへ

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ここ数年、益子を取り上げた旅雑誌が増えてきましたが
そのほとんどが、このお店の紹介をしているといっても過言じゃないほど

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築80年の古民家を、益子町の地域コミュニティ・ヒジノワのメンバーが改修し
2010年7月にオープンさせたカフェ「ヒジノワ」
カフェの他に、展覧会やワークショップに利用できる貸スペースも運営
カフェのお客さんの殆どが若い方なのに対して、働いている方々が
50を超えたかと思われる主婦やおじ様が多いのにも好感が持てます

Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_12592018.jpg

実はこのカフェも日替わりで、出展者が変わるそうで
「一心房カフェ」さんのパスタランチがお薦めらしいんですが
残念ながらこの日は担当じゃなく、しかも私自身既にランチ済み
「手毬」さんのコーヒーを頂きました
もちろん器にもこだわりが!

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ヒジノワ
栃木県芳賀郡益子町益子1665
http://hijinowa.net/
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Mashiko Sanpo vol2 _f0017458_130577.jpg

素敵な器で頂くコーヒーは、更に美味しさが増し・・・

to be continue


by sayori0302 | 2011-11-25 13:27 | -Mashiko 2011
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